春季特別展 『 現代の染織 - 暮らしの美を求めて 』 日程:3月17日(土)~7月8日(日) 場所:大阪日本民芸館(万博公園内) “用の美”を理念に独自の創作活動を展開している柚木沙弥郎、古澤万千子ら30余名の現代染織作家たちによる約100点の作品を一堂に展観。 お着物好きにとっては、きっと目福な内容だと思います。 ワタクシも、ぜひとも足を運びますので・気合い。。 詳細はこちらから^^ こちらの展覧会の情報は、大阪のWさまから教えて頂きました。 ありがとうございます♪ #
by antelope02
| 2007-06-22 23:38
| 過去・お薦めイベント
着物好日・別館 「お薦めイベント」では、店主・ちやの独断と偏見で選んだお薦めのイベントをご紹介していこうと思っています。 なるべく着物に関係あるイベントをと思っていますが、なんせ雑食なワタクシ^^; 「♪」と思ったものは遠慮なくUPしていきますので、宜しくお願いします。 ローカルネタになっちゃいますが 「ちょっと脇道にそれてみて、おもろいモン発見♪」 と言う感覚でご覧になって下されば嬉しいです。 元々は、趣味の展覧会観覧の感想を書きつづってたブログですが、ここ最近スランプ気味で、ブログの更新滞っていました。 すでに化石と化していたような。。汗 このまま放置するのも勿体ないので、ちょっとリニュして多少とも更新していこうと思っています。 内容的にはローカルなネタが多くなるかと思うのですが、関西地域以外の方でも、「ここでこんな面白そうなイベントやってるよ♪」なんてコメントお寄せ下さるの大歓迎ですので、ぜひぜひ色んな形で活用して下さればと思います。 余力があれば、今までのように、ワタクシ自身が実際に見に行った展覧会の感想などもUPしていく予定ですので、宜しくお願いしますm(_ _)m リニュするに当たっては、過去の記事を真っさらにしたほうがすっきりするかな… と思ったのですが、どの記事もワタクシにとっては大切な想いを詰め込んでいて、とても消すなんて出来なくて。 ショップのリンクを通してこちらに来て下さる方には「?」と思われる部分もあるかと思いますが、着物好日店主・ちやの別の一面を知って頂くのも良いかな、、と思います^^ 今までこちらに遊びに来て下さった方にも「?」と思われてしまうかと思いますが^^;、このままこのブログを朽ち果てさせてしまうのは残念で… どぞ、変わらず遊びに来て下さると嬉しいです。 #
by antelope02
| 2007-06-07 23:21
| こちらのブログについて
春先のこの季節、3日とお天気が続かないこの頃。
この日も朝から雨で、京都国立近代美術館(岡崎)まで行くつもりが、挫折してここ四条河原町に辿り付いたのでした…って、ぉぃぃぃ。。。^^; 「奥田元宋回顧展 -小由女とともに-」 2006年2月23日(木)~3月6日(月) 京都高島屋 奥田元宋(1912~ 2003)…毎度初耳なお方^^; 駅で見掛けたポスターには赤い山の絵と、彼の奥様(人形作家)の作品の人形の作品がなんとも不思議なコントラストを漂わせていて…特に張り切って見に行った、というワケではなく。 気が付くと展覧会に足を運ぶのもご無沙汰になっていたので、軽く流すつもりで足を運びました。 2006年4月15日に広島県三次市に開館する奥田元宋・小由女美術館が開館するのを記念しての企画とのこと。 出品数は40点程と小振りなんですが、圧倒される大作が5.6点あり、とても見応えがありました。 最初に目に入ったのは、何処か海辺の田舎の風景画。 ぼってり・もっさりした印象で、あぁ…油彩の手法で日本画で描くとこうなるんだよな…と、ここで初めて日本画家と気が付いた私^^; ポスターの雰囲気から、洋画家と思ってたのねん。 毎度、いい加減な私・大汗。 会場突き当たりに広く場所をとって、その四方に大きな作品を5点をどどんと展示していたのが特に印象的で。百貨店ミュージアムでこんな風に贅沢に空間を使って展示されているのはとても珍しくて。 当然、真ん中はがらんと空間が空いてしまうのですが、そこにシートをゆったりと置いて、思い思いに心ゆくまで絵と向き会える趣向。 金地に咲き誇る枝垂れ桜を描いた豪華絢爛な屏風「春耀」。 そびえる赤い山を荘厳に描いた大作…などなど。。 四方をそれぞれ趣の違う大作に囲まれて過ごすことが、こんなにも心地良いことかと・しみじみ。。 天気の悪い日だったので、とくに観覧者が少なかったのか、落ち着いてゆったりと絵と向き合えて良かったです。 図版ではなかなか伝わらないのですが、岩絵の具で描かれる日本画のオリジナル…特に近現代の顔料が厚塗りされたモノは、所々顔料の粒子が光に反射してキラキラ輝いていてとても綺麗で。 平山郁夫大先生の絵などは特に顕著ですよね。…下品なぐらい^^; 近づいて照明の反射を利用して、そのキラキラとした光の粒を楽しむのは、オリジナルならでは。 遠く離れて眺めると、迫ってくるような荘厳さに魅入られて。 モノを観ること自体、久々だった私。 でもって、日本画を見るもの久々で… 上手く言葉にならないけど、こんな風に感じることに飢えてたんだなぁ、、としみじみ。 赤い山の絵が看板のようになっていて、もちろんその山々の燃え立つような赤の荘厳さもとても魅力的だったのですが。 わたし的には、その赤い山に行き着くまでの試行錯誤してる頃の作品に惹かれて。 うちけぶる雨が降る秋の山の風情を描いた絵(題名を忘れた^^;)に、深い奥行きを感じて…その秋雨のなかを濡れほぞって歩いてゆく自分を重ね合わせて。 そこから一転、激しいタッチで描かれた赤い山の絵の押さえきれない激しさに打ちひしがれて。 続く、京都東・寺のお不動さんから想を得た「炎王図」の絡み付くような炎に包まれたと感じた瞬間、なんか目がじわ~と。。 その一連の絵が特に感動的とは全然自覚なくて。 同じ人が描いたのにも関わらず、ずいぶんと画風が違うなと、冷静に観てたつもりなんだけど。 同じ赤で本質は同じなんだろうけど…訴えかけるものはこんなにも違うのかと、思考を通さずに肌が直に感じた感覚が、目の潤みに繋がったんだろうか。。 未だにその辺は整理出来ずに抱え込んでいて・謎。。 モノを観て何かに触れることが、これほどに心に染みることなんだと感じたことに涙が出たのかも。。 …なんか、かなり振れ気味^^; 前半、かなり激しく振られて観たからか、ゆったりと大作に向き合って呼吸を整えたあとの、後半の赤い山の絵ばかりには、さすがに食傷気味で軽くスルーしてしまいました^^; 元宋さんの作品に混ざって、奥様の小由女さんの作品があって。 絵と人形…平面と立体の違いに、上手く感覚が合わせられなくて「あぁ…人形だぁ」とピンぼけな感想しか出てこなくて^^; この辺はやはり作家の生き様を知って観た方が、より繋がりを感じられて楽しめたのかも。 こんなにも気持が振られたけど、でも、元宋さんに心底惚れた…というワケでもなくて…って、思いっきり失礼なヤツ^^; 観ること・感じることが自分にとってとても大切なんだと改めて気づかせてくれたコトが、すごく嬉しかった企画でした。。 …なんかちょっとポイントずれた感想^^; #
by antelope02
| 2006-03-15 02:45
| 過去書庫
「草乃しずか日本刺繍展 -源氏物語そして命の輝き-」展 美術館「えき」KYOTO 2006年1月2日(月)~1月29日(日) しずかさんのHPはこちら 「オランダ絵画の黄金時代 アムステルダム国立美術館展」 兵庫県立美術館 2005年10月25日(火)~2006年1月15日(日) 番外 映画 「チキン・リトル」 「THE 有頂天ホテル」 相変わらず展覧会の感想が全然書けてませんでした^^; 今月から少し心入れ替えてあれこれと書いていけたらな…と、一応思っていたりはするんです・爆。。 さらっと触れておくと、「アムステルダム国立美術館展」には世界的にマニアの多いフェルメールが出品されてるとのことで、気合い入れて見に行きました。 世界巡回展企画で、日本では神戸のみの開催。 でもって、最終日に行ったので人込み覚悟で行ったけど… なんか拍子抜けするほどサクサク見れてしまいましたです^^; これが首都圏だと、平日でも混み混みで、休日は入場制限当たり前。 会期末迫ってくるともうてんやわんや状態なんだろうね…苦笑。 兵庫県立美術館…確かに大阪中心部から離れていて行きにくいイメージがあるけど、実際にはJRでも阪急でも40分程(JRは+徒歩15分、阪急は+徒歩25分)。 所要時間だけで考えると、京都国立博物館と大して変わらないと思うけど。 ど~も、この心理的距離の遠さでこの施設かんなり損してるような気がしてならないです。 もうちょっと都会からの足回りの良さをアピールしてはいかがでしょ? で、お目当てのフェルメール「恋文」は… 思ってたよりも小さな作品で、まずはその小ささにびっくり。 その中に、手紙を受け取る女性の一瞬が鮮やかに切り取られている…のだろうけど、残念ながら絵との距離がありすぎて、細部の微妙なタッチなどを感じるには厳しくて。 絵の具にかなり亀裂が入っているように見えたけど、こうして巡回展に出品出来ると言うことは、それなりに補修が施されていると言うことなんだな…と。 フェルメールのオリジナルはこれで3枚目。 どれもほぼこれと同じ構図…市松の床に人物がいて、背後は壁。画面左手が窓、もしくは光源となっている…で、そこから受けた印象は「明るい静謐」。 よく「鮮やかで」とか「劇的な一瞬」なんて形容を聞くけど、うぅ~ん。。。 確かに物陰からその光景をのぞき見して感覚はあるけど。。 ほんの数秒前まで息づいていたものが、つと動きを止めて微かに空気が揺らいでいるのを感じられる程度の鮮やかさ…というのでしょうか。 鮮やかな一瞬ではなく、すこし間を置いた(老いた・笑)鮮やかさ。。 なんかびみょ~な感覚・謎笑。 きっとこの作品が「かのフェルメール」と持ち上げられなければ、「へぇ~」って通り過ぎてるだろうな…と思ったのでした^^; これから先、幾つかのフェルメールと出会う中で、まだ感じるところが変わるのかも知れないけど。。。 出来ればいつか「真珠の耳飾りの少女」と向き合いたい…と、なぜか「恋文」を見ながら思いました。 相変わらず、自分の世界でしか感じられない私^^; 「チキン・リトル」は元日に家族で見に行きました<お子ちゃまリクエスト^^; この頃は元旦から映画館って開いてるもんなのね・驚。 内容は、ディズニーらしく親子愛・友情・勇気と、ま、お得意のパターン。 特に「親と子の信頼」に重みを置いてるなって感じで…変に説教臭くて、元日早々「ケッ。。。」と思ってしまった根性ひねくれまくりの私でした・苦笑。 でも、ナンセンスなドタバタに子供は大ウケ^^; ま、子供の為に見に行ったので、歓んでもらえたなら良しとしませう。 1月、少しゆっくりと過ごした感じ。 今年は、消化不良にならない程度に、でも、感覚鈍らない程度には見て触れることを続けて行けたら…と思ってます。 #
by antelope02
| 2006-02-02 03:09
| 過去書庫
「柳宗悦の民藝と巨匠たち-柳宗悦の心と眼-」 京都文化博物館
2005年12月17日(土)~2006年 「南仏モンペリエ ファーブル美術館所蔵 魅惑の17-19世紀 フランス絵画展」 大阪市立美術館 2005年11月15日(火)~12月25日(日) 番外。。 映画 「ハリー・ポッター 炎のゴブレット」 「SAYURI」 師走、寒くて出不精気味でした。。 …って、そういう問題なんだろうか・汗。 #
by antelope02
| 2006-01-09 02:27
| 過去書庫
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